「クラム・キラメク・メクルメク」
鶴屋バレンタイン DISPLAY WINDOW DESIGN
第19回 CS Design Award CSデザイン賞 優秀賞
地元百貨店のバレンタイン用ディスプレイをデザインしました。恋をすると、いつもの景色が輝いて見えたり、魅力に目が眩んだりと、何気ない毎日に不思議な力が宿ります。その何にも替えがたい強いエネルギーを、恋をしている人にも、恋から遠ざかっている人にも感じてもらいたい。
その想いを実現するため、熱く甘美な世界をつくることで恋する世界観の創造に挑戦しました。
ディスプレイの大半を占める大小の立体的なハートは、直径3cmと5cmのハートをそれぞれ3枚ずつ手で折り合わせて制作されております。濃い赤、赤、薄い赤、ピンク、ミラー、玉虫、ホログラムのカッティングシートからなる7種類の立体ハートの数は6000個を超えます。これらをひとつひとつ手で折り、貼り合わせて作業に、健気で熱い恋心を重ねました。キラキラときらめき募り積もった想いは、やがて恋が叶うと同時に彩りはじける。
そんなストーリーを可視化しています。こうして、2万個以上のハートによる「めくるめく世界」ができあがりました。